ニンテンドースイッチの『8 番出口』、Indie World や一般のプレイ映像を見ると映像がギザギザになってて非常に汚いんだけど…大丈夫 ? 魚眼レンズ的な歪みを出す再投影のせいだろう。これなら普通の直線的な投影(地図で言う所の心射図法)のまま出力してくれた方がいいんぢゃないかなあ。
写実的な描写をそのまま移植するのが難しいのは別に構わないとして、投影処理を簡略化するくらいできるでしょう ?
https://youtu.be/AlGNtXqMK_c
映像技術をあまり細かく見分けられない人(画質に対する解像度が低い人…とここで書いてしまうと比喩と文字通りの意味が混乱する)は、これを見て単に「画質が悪い」とか「解像度が低い」といった捉え方をしちゃうんぢゃないか。このザリザリになって見えるのは恐らくポストプロセスの段階での魚眼風の再投影のせいであって、それを略してほかのゲームと同じように表示すればここまで汚くはならないだろう。
つまり「スイッチは非力だからしょうがないね」という問題ではないから、そのように納得されると悲しい。ニンテンドースイッチの制約下で最良の体験を作ろうという工夫をあまりしないで、劣化する部分をそのままにした結果と言うべき。
本当の魚眼レンズというわけではないから「魚眼レンズ的な歪み」という歯切れの悪い表現しかできなかった。何て言えばいいのかな。直線として投影されるのが理想的だという前提下では「レンズの歪み」?
「魚眼風に再投影しても綺麗に見せられる程の高解像度のバッファーではないのにそういう処理をしている」という問題だから、そこまで分かった上で言うなら「解像度が低いせい」ではある。でも、その処理を無効にするという容易な選択肢があるのにそうしなかった結果がこれなので、「ちゃんと手当てしなかったせい」。