大まかに分かった気分にする説明としては :
『スーパーマリオ 64』でマリオが動き回れる空間は「真下に床ポリゴンがある」事によって規定される。真下に床がない位置にはマリオは進入できない。例えば「ボムへいのせんじょう」の世界の端などは、透明な壁ポリゴンがあるわけではなく、床がない事によって外へ出られない。「さむいさむいマウンテン」のように地形から転落できるステージは、山の下に巨大な落下判定のポリゴンが敷かれていて、これが判定上の「床」である。(細かく言うと、床が一枚もない事による進入禁止と、天井ポリゴンの真上である事による進入禁止は少し挙動が違う。)
これを前提として、床ポリゴンの継ぎ目に隙間があったり、箱状の地形の下面と上面がずれてたりすると、問題箇所から天空に向かってそびえる進入禁止の座標群が発生し、「見えない壁」になる。ここまでは既知の話ではある。