今日の『金曜ロードショー』で『魔女の宅急便』を流すのか。あれね…見る場合は毎回途中から見るので冒頭の印象が薄いの。冒頭だけ見ようかしら。そう思って見始めると、出来のいい作品だから離脱する隙が中々ないのよね。
わあ、冒頭を多分一度も見た事ない。修行は一年なのね。なるほど。
段々見覚えのある要素が増えてきたけど、「見飽きるほど見た」には程遠いな。断片的な記憶が繋がっていく感じ。多分この辺を見たのも かなり幼い時だろう。
「見付かっちゃうよお」の言い回しだけ やたら印象が強いぞ。
この辺りまで来れば、記憶の密度と鮮明度が上がってきた。ただ芋を届ける部分とかは残ってない。さすがにニシンの包み焼きに関する展開は覚えてるけど。
久し振りに窯を使うのでワクワクする時とか、雨に心配する様子とか、感情の描写がうまい。重みや加速度を感じさせるアニメーションもうまい。うまいなあ。
古い文化と新しい文化、いなかと都会、幼さと成長、というか色々な年齢層、対比的な構図が複合していて重たい。「何々の話です」で片付く単純さではないから多くの人がその作品について考える事になるんだろうな。
そして絵がうまい。派手さではなく本当らしさがうまい。たまに絵を描く者としては やっぱり感心する。
終盤は(記憶を重ね塗りした回数が多いので)一番知ってるけど、「徒歩は辛いっすね」という描写からの飛翔という流れは把握してなかった。もうすぐ終わり。
よう出来てるわ…。以前『天空の城ラピュタ』を見た時は、ちょっと自分の好みに比して嘘っぽさが強過ぎるという印象を持ったけど、『魔女の宅急便』には目立った不足感を抱かない。
私そんな「見飽きるほど」ジブリの有名な作品を見てないから、見る度にまだ新鮮に感心する。