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『フレッシュプリキュア !』の変身アイテムの鍵(ピックルン)、顔と手があるのか。どれぐらい喋るのかな…誰も注目してない様子だから扱い軽いんだろうな…。顔はカワイイので取りあえず画面写真を並べておいた。

上段の右から二つ目(キルン)だけ止めたコマが違ったかな。形が少し異なる。

『フレッシュプリキュア』の断片が視聴できたので少し見てみたけど、ノリが近年のと大分違う。こういうのもあるのか。何が安定して売れるか分かり切っていない模索の時期だったわけね。

(プリキュアは別に好みではないのに成り行きで段々学んできてる。)

『プリキュア』は「ヒトの形になるのが喜ばしい・面白い事だ」という価値観を前提にして、そういう嗜好の人向けに作られているから根本的に相入れないんだよな。ただ、非人間の小さいキャラクター(非公式に「妖精」と総称される)を具体的にどのように扱うかはタイトル毎に違うので、行けるのと行けないのがある。

「妖精」がヒトの形に化ける能力を持つ、あるいはそういう「奇跡」が起きるといった何度もこすった設定には必然性を感じないし、妖精形態では精神が子供っぽくなるとか、妖精形態では力が弱いとか、妖精形態になるのはギャグ要素であるといった暗黙に差別的な使い方をされがち。「気の毒なシリーズに登場してしまったキャラクターたちだ」というのが総合的な眼差し。

白湯さゆぬ

そういうヒト趣味のほか、「子供向けだから」とする表現上の様々な配慮・制約が幼かった頃の私の役に立ったともあまり共感できないし、「戦隊物」みたいな戦う要素のあるアニメはそもそも好んだ時期がないし、あまり強く打ち出してはいないものの「主に女児向け」という対象設定にも当然含まれてないし、プリキュアは幾重にも「私向けでない」。常に冷ややかな理由の一部を説明するならそんな感じか。

非人間キャラクターの扱いという観点では『ヒーリングっどプリキュア』は比較的良かったです。「ヒトガタの少女を主役とする」のが動かせないプリキュアの決め事だとするなら、それらのヒトと対等な重要性を持って描かれるのは、制限の中で最大だろう。コミックリリーフ扱いではなく、使命感が強くてまじめなの好き。見た目はあまり挑戦的なデザインではないけど、カワイイ。

変身玩具として戦闘中は棒になるのが残念。本当に「二人ともプリキュア」で二人とも戦闘形態になって二人とも動き回るなら、戦闘の場面に興味を持てたかも。

『ヒーリングっど』の医療関係の要素は「テーマ」だと思うと期待外れになるので「フレーバー」に過ぎないと思った方がよかった。

『スタートゥインクルプリキュア』のプルンスは、客観的に自分の好みに近い筈だけどあまり強く惹かれなかった。〈でプルンス〉という文末形式が長過ぎると思ったけど、今考えると〈でありんす〉と似た感じ。

それより作品全体として「暗く茫漠とした宇宙空間は多数派女児に響かない」みたいなのを気にした歪曲が激しくて「これは宇宙なのか ?」という感が付き纏った。いつも「星空界」へ飛ぶから、地球から見上げた空と地続きの感じがないし。多様性と言いつつ特定の嗜好に合わせたキャラクターばかり出るし…直立した体毛のない猿や、その他の地球生命の改変みたいなのが多いし…。

まあ、SF をしたいわけではないとおっしゃるんだろう。そう言えば『プリキュア』は大抵、幻想的な異世界との接触で戦闘少女に変身する力を手に入れるけど、宇宙は異世界ぢゃないもんな。suspension of disbelief の境界の位置が違う。それを非日常の源泉にする為に、「宇宙」が宇宙ではなくなってるというか。

あんま深入りして味わわなかった作品に長めの感想を述べるのは居心地が悪い。これどっちかというと世界の為に書いてる。世界にとって一意見が記述されている事の意義の為に。